この夏買ったものの1つがこのサボテン。友人の家の近所に新たにショッピングモールが出来て、そこで見つけたもの。家にはぼくが欲しくて買った鉢植えの植物がたくさんあって、水やりなどの世話が大変なのだが、このサボテンは2週間に1度の水やりのみ。手間のかからない良い子なのである。花も咲かない、自己主張しない、そんな植物がおもしろいの?と聞かれるかも知れないけど、そんなものもあっていいと思う。なにしろ”ハート型”がかわいい。それもずっとこのままらしい。ごくまれに、もう1枚ハート型のサボテンがわきから出てくることもあるという。それも楽しみだ。 |
2004年の夏はとても暑い。2003年が冷夏だったのでよけいにそう感じるのだろう。昨年はあまりありがたみを感じなかったエアコンが、今年はとても感謝している毎日。涼しい部屋で、窓際に寝転んで空を見上げたら面白かったので、あわててカメラを持ってきた。もうすぐ暦の上では秋だけど、これから当分暑い日が続くのだろう。 この後ぼくがカメラを持ったまま寝てしまったかは秘密です・・・・ |
友人の家の近くでツバメが巣立った。昨日は外の巣で育ったヒナもいて8羽ほどいたそうだ。それを見たかったな・・・・。親ツバメが餌を運んでくるところを見たかったが、ぼくが待っている間には親は戻って来なかった。重ねて残念!! |
フクロウ科の夏鳥で、体調は29cm。昨年と同じ場所で見ることが出来た。5月頃見に行った時には、まだやって来てなくて、今年は来ないのかなとあきらめていた。しかし今年もいるよという連絡を受けて見に行ったところ、4羽のヒナが巣立っていた。元気な姿を見ることが出来て感謝です。 |
鳩ヶ谷に新しく美容室がオープンする。お店の名前は“ hair's bit ”。性別に関係ない新しい方向性を打ち出したユニセックスのお店だ。“ hair's bit ”のオーナーは、ぼくの大切な友人でHair Designerの“J
I N くん”。“J I N くん”のカットは繊細で正確。どんなイメージにでも対応してくれる。ぼくが今までカットしてもらったHair
Designerのなかでも3本の指に入るほど、カットが上手いと思う。そしてその人柄と優しさに溢れた笑顔でたくさんのFUNをもっている。ぼくもその一人。“J
I N くん”といろいろな話をしながら髪の毛をカットしてもらう、この時間がとても楽しい。ただ髪の毛を切ってもらうだけではなくこのゆったりとした時間と外装から店内までこだわった空間を多くの人に味わってほしいと思う。「人と人との出会いを大切にするために 常にお客様の立場に立った仕事を心がけ 誠意と真心を伝えます。」これが“
hair's bit
”のコンセプト。なにげないような言葉だけど、これはなかなか難しい。そしてこれが言葉だけでなく、“
hair's bit
”なら実行出来るはずである。ちなみにオープンのお知らせのカードは(左の写真)ぼくの作品を使ってもらった。だからほめているのではなく、本当にいいお店だと思っているからおすすめしているんですよ! TEL/FAX
048-281-3363(予約優先) 〒334-0011 埼玉県鳩ヶ谷市三ツ和2-8-2 Cut は¥3,675。Color
¥6,300〜、Perm ¥9,975〜 です。詳しくは www.hairs-bit.com で。 あとこれは“ hair's bit ”とはまったく関係ありませんが、7/28 はあきるの市に“ムツゴロウ王国”もオープンです。それで・・・・? |
ぼくたちがお世話になった民宿で飼っている雑種の太郎。推定年齢3才位の時に民宿のご主人に拾われてずっとここで暮らしている。今10才。とても耳の形がかわいく愛想がよい。人間のような眉毛があって、顔をずっと見ているとつい吹きだしてしまう。春に芽吹いたケヤキの新芽が大好物で、散歩の時ちゃんと見分けて食べるらしい。蛍を見つけては吠え、タヌキがやって来ては吠える自然児である。立派な犬小屋で寝ていて、広い場所で飼われている。そんな太郎には、オオマツヨイグサがとても似合う。 |
道路の脇に、昔路線バスで使われていた車両が農作業具入れとして置いてあった。しかもそのなかに入っている道具、肥料なども今使われているかどうかもよく分からない状態だった。日本も地方に行くと、こんな切ない風景に出会うことが多い。 |
オオマツヨイグサ、別名「月見草」と呼ばれる黄色い花。夕方になると咲き出す。それもたった5分ぐらいで完全に花が開く。まるで教育テレビの早送りのV.T.R を見ているようだった。花の咲くエネルギーがすごくて、柄が揺れる。これにはとても感動した。やっぱり自然のものには不思議なことがいっぱいだ・・・ |
ぼくたちが泊まった小谷の近くの民宿の近所にブタを20頭ほど飼っているところがあった。ぼくは東京で生まれ育ったのでブタはとても珍しい。牛や馬は近くで何度も見ているけど、ブタを近くで見たことはあまりない。近くで見るとなかなかかわいいのでしゃがんで写真を撮っていた。ブタも退屈だったのか、エサをもらえると思ったのか、すぐ近くまで寄ってきた。その瞬間、とても大きな鳴き声を上げて後ろに下がっていった。最初は近づき過ぎたぼくに怒ったのかと思ったが、実は柵に電流が流れていて、それに鼻が触れてしまって痛かったことが原因だと分かった。ぼくもとても驚いたけど、そのブタもかなり驚いたらしい。それを見ていた1頭のブタが、そのブタに駆け寄ってきて「大丈夫?」と言わんばかりにKissをしていた。他のブタの心配をしてあげられるほどブタは感情が豊かなんだと思ったらとても愛おしくなった。ごめんねぼくのせいで・・・ 次の朝、またブタたちに会いに行くと5,6頭を残して出荷されていた。ちょっとショックだった。昨日の電流の事件なんて出荷されて肉にされることからすれば大したことではなかったんだ・・・ スーパーでパック詰めになっていると忘れがちだけど、これが肉を食べるという現実なんだ、と改めて思った。もっと感謝して食べないとね・・・ ぼくは心の中で、“ドナドナ”を歌っていた・・・・ |
コンビニの駐車場で運転席に座っている犬を見つけた。コンビニに買い物に行ったご主人を待っているのだろう。あまりにもその仕草、表所がかわいいので写真を撮った。出来れば子犬を連れたメスの犬がコンビニからフランクフルトかなにかを買ってきて、3匹でそれを食べながら車を出発させてくれたらおもしろいんだけど・・・・ |
長野県鬼無里のいろは堂(おやき屋さん・おいしいものCLUB参照)に置いてあったじょうろ。いいなぁ!こういうの。聞いた話によるとヨーロッパ製で5000円位するらしい。とてもほしいけど、我が家にはそれに見合った庭がない・・・・ |
入谷で見た見事な朝顔も好きだけど、アスファルトの隙間から咲き出しているこんな朝顔の花も好きだ。長野県の鬼無里村で見つけた花。花も小さいし、1輪だけなのだけど存在感は大きい。自分がここで生きていくんだという感じが伝わってきた。こんなちょっとしたことからも夏を感じることが出来る。 |
入谷を歩いていて、小さい機械の部品を作っている小さな工場を見つけた。職人さんが1人で、設計図を見ながら計算機で出した数字を、紙に書き入れていた。真剣な空気が伝わってきたので、しばらくぼくは声をかけられずにいた。一段落ついたところで、「写真を撮らせてください。」とお願いをし、短い時間ではあったが貴重な話を聞くことが出来た。「この歳になってもぼくを頼りにして注文をくれる人がいる。ありがたいことだ。」、「少しでも妥協してしまったと自分で思ったときには、納品したところでそれを指摘される。だから、割に合わないと思っても自分で納得するまで時間をかけて完璧に仕上げる。」など色々為になる話をうれしそうにしてくれた。話をするまでは、こわそうな職人さんという感じだったが、とても笑顔の素敵な方だった。ぼくが1晩印象に残っている言葉は、「この歳になるまでこの仕事をやって来たけど、今でももっと上があるんじゃないかと思って毎日仕事をしている。もっとお客さんによろこんでもらえるよりよいものを作る為に努力をしているんだよ。」。ぼくも写真家として、いつも思っていたことだけど、この職人さんの言葉にはとても重みがあった。いくつになってももっと上を目指していたいと、改めて思った。 |
先日、台東区の入谷に行く機会があった。入谷といえば、鬼子母神の朝顔市で有名だ。ぼくはまだ行ったことがないけど・・・。朝顔を壁一面に咲かせて居る家があった。さすがに入谷の家だという気がした。夕方、用事が終わって帰り道、見事に咲いていた朝顔はみんなしぼんでいた。その家の方が、歩道を掃いていて、ぼくは「朝、おたくの朝顔とてもきれいでしたね。美しいものを見せていただいてありがとう。」と心の中でお礼を言って通り過ぎた。後で、直接声に出してお礼を言えば良かったと |
武蔵五日市にはまだツバメがたくさんやって来ている。それでも毎年、その数を減らしていると知人の写真家が話していた。写真は、ツバメの仲間で“イワツバメ”。天井まで土がついていて隙間がないのが、イワツバメの巣の特徴。イワツバメの方がツバメより図々しくて、ツバメの巣に土をたして乗っ取ってしまうことも多いみたいだ。 写真はイワツバメのヒナで、下で見ていたら顔を出してくれた。ツバメと違って巣がオープンになっていないのでヒナが何羽いるのか確認しづらい。 昔から、ツバメが巣を作った家には福が来ると言われていて、大事にしている家や商店が多い。人間と関わりの深い鳥の1つである。 |
梅雨時の蒸し暑い日、武蔵五日市の山道を歩いた。杉の木が植えられた暗い森の中の道。シダの仲間がたくさん生えていたが、蚊やブヨも多かった。そんな中で見つけたシダの胞子。赤い円を歯の裏に規則的に、たくさんつけていた。人によってはこの同じものの配列が気持ち悪いと言う。でもぼくはとても美しいと思っている。夢中で写真を撮っていたら、予想通りにあちこち蚊に刺されてしまった。まあ、森で写真を撮るときの撮影料と思ってあきらめよう。家に帰って、シダの図鑑で調べたら、ベニシダとのことだった。この小さい円が赤いからではなく、新芽が赤いからだそうだ。ちなみにこの胞子がたくさん入っている丸いものを胞膜(ほうまく)というそうである。シダの胞子のう群を保護する膜状の器官で、この付き方がシダの分類では重要なのだそうだ。植物の用語は難しい。 |
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